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【LIVE】Wolf Alice @梅田Shangri-La 10/24

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復調の兆しが見え始めたイギリスのロック・シーンにあって、Wolf Aliceはその急先鋒と呼べる存在。全英チャートで初登場2位を記録したニュー・アルバム『Visions Of A Life』のリリースから間もないタイミングでの来日公演。しかも梅田Shangri-Laなんて小さなハコで観られる貴重な機会を逃す手はない。

19時ちょっと前に到着したんですが、さすがに会場は結構埋まってましたね。男女の比率は7:3くらいだった気がします。おそらく僕と同じようにエリー・ロウゼルのクール・ビューティーぶりにハートを射抜かれた輩が多いに違いない。

開演時間の19時30分きっかりにメンバーが素っ気なくステージに現れ、間髪入れずにライヴがスタート。1曲目は『Visions Of A Life』のリード・トラック"Heavenward"。けたたましい轟音ギターが鳴り響いて会場の温度は早くも上昇。そこからグランジーな"You're A Germ”、Wolf Alice流ハードコア"Yuk Foo”へとなだれ込みます。

実際に生で触れた彼らの演奏は思っていたよりもずっと骨太でハード。静と動の落差が激しい曲調やラウドなギター・サウンドはThe Smashing PumpkinsやPixiesあたりのUSオルタナ・バンドを連想させます。でも影響をしっかりと消化して自分達のものにしているから単なる90sリバイバルみたいな枠には収まらない。本国イギリスでは1万人規模の会場でライヴをやるらしいけど、それだけのスケールの大きさは確かに感じましたね。

そしてバンドの看板であるエリーのヴォーカル、これがとにかく素晴らしかった!声質的には女性らしい可憐さがありながら、予想以上にパワフルな発声で後方までしっかりと歌が届く。"Don’t Delete The Kisses"のようなメロディアスな曲では特に際立ってました。曲調に合わせた強弱のつけ方も上手いし、声の力だけで引っ張っていける。すごく良いシンガーだと思います。

エリーは演奏中こそクールな佇まいを崩さないものの、曲が終わるとはにかみながら「アリガトウ」とお礼を述べる気さくなお方。実物はやっぱり美人でしたよ(〃∇〃) 他のメンバーの立ち振る舞いを見ても相当ライヴ慣れしてる感じがします。そんなに派手に動き回ったりはしないんですけど、時折オーディエンスを煽ってショウを盛り上げてました。

アンコールを一度挟み、最後は "Giant Peach" で終了。デビュー・アルバム『My Love Is Cool』と最新作から満遍なく選曲されたセットリストでしたが、僕がWolf Aliceを好きになるきっかけになった名曲"Silk"を演ってくれなかったのが唯一の心残り。まぁそれは次の機会という事にしておきましょうか。上昇気流に乗っているバンドの熱がしっかりと伝わってきた見応え十分のライヴでした。


Wolf Alice "Moaning Lisa Smile"

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