NOWHERE BOY

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【LIVE】Sigur Ros@ Zepp Namba 8/4

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先日行ってきたSigur Rosの大阪公演2日目のライヴをレポ。

Sigur Rosのライヴを観るのは5年ぶり、キャータン脱退後は初めてになります。前回観たときはバイオリン奏者やトランペット奏者を含む総勢10名以上の大所帯だったけど、今回ステージに立つのはヨンシーをはじめメンバー3人のみ。ミニマルな編成になったとはいえ放出されるエネルギーは一切の目減りもなく、壮大でシンフォニックなサウンドスケープにはやはり圧倒されました。

開演時間19時30分ほぼジャストでメンバー3人がステージに登場。なかなか出てこなくてやきもきさせるアーティストも珍しくないけど、彼らは結構時間にきっちりしてますね。アイスランド人はみんなそうなのかな。で、いざライヴが始まってしまえば一瞬にして幻想的な光景が広がるわけですよ。いやはや、たった3人でこれほどまでにスケールの大きな世界を描けるものなのか。

今回のライブは途中20分ほどの休憩を挟む二部構成。MCはほとんどなし(一度だけオーディエンスに話しかけた場面はあったけどアイスランド語と思われ、何を言ってたのかは不明)。

ヨンシーはおなじみの弓を使ったギター奏法で空気を歪ませる轟音を立て、振動がビリビリと鼓膜に伝わってくる。そしてあの天上までも伸びていきそうな歌声。一体どんな声帯してるんでしょうか。

あとドラムセットが意外に簡素なのが気になったけど、ドラマーのオーリーがメタル・バンド並みに激しく叩きまくって地響きのようなビートを生み出していました。彼のドラムも間違いなくアンサンブルの肝になってましたね。

さらに特筆すべき点として鮮やかなライティングによる演出も素晴らしかった。そもそも彼らの音楽性自体が映像換気力に富んでいるわけで、LEDやストロボを多用した音と光の交歓はまるでプラネタリウムを見てるような錯覚さえ覚えたもの。

静寂と爆発のダイナミックなコントラストが生む凄まじい迫力を前に固唾を吞んで見守っていた2時間。終盤に演奏された"Festival"ではオーディエンスを飲み込んで会場全体が一つになったかのような盛り上がり。今回のライヴの白眉だったかも。そしてラストは"Popplagið"。このころにはもう意識が遠のいてしまいそうなほどの恍惚に浸ってましたよ。

終演後、メンバー3人はおじぎしてステージを後に。すると観客が一斉に手拍子を始めて再度メンバーが壇上に現れ、「もしかしてアンコール!?Σ(゚д゚;)」と思ったら再び観客におじぎしてお開きとなりました(笑)。でも感動はしっかりいただきましたよ。バックドロップに"Takk"(アイスランド語で「ありがとう」の意)という文字が映し出されましたが、こちらこそお礼を申し上げたい気分でした。


Sigur Ros "Glósóli"

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