NOWHERE BOY

Getting so much better all the time.

Phoenix 『Ti Amo』

ティ・アーモティ・アーモ
フェニックス

ワーナーミュージック・ジャパン 2017-06-08
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フランス・ヴェルサイユ出身のロック・バンド、Phoenixの通算6作目となるニュー・アルバム 『Ti Amo』。

たまたまタワレコで彼らのデビュー・アルバム『United』を手に取ってから気づけばもう17年経つのか。思えばこのバンドとも長い付き合いになりました。出世作『『Wolfgang Amadeus Phoenix』がグラミー賞でベスト・オルタナティヴ・アルバムに輝き、2013年にはコーチェラでヘッドライナーを務めるほどインターナショナルな成功を収めた彼ら、さぞや本国フランスでは国民的人気を誇ってるんだろうと思ってたんですけど、ウィキペディアを覗いたら意外とそうでもなかった。確かフランスでは「ラジオで流れる曲のうち40%以上がフランス語で歌われたものでなければならない」と法律で決まってるほど母国語を重んじてて、そんななかで英語で歌っているPhoenixはオルタナティヴなグループという位置づけなのかもしれない。

まぁそれはさておき。4年ぶりとなる今回の新作でも持ち前のキッチュなポップ・センスが炸裂してます。まずはリード・トラックの"J-Boy"を聴いていただきたい。もう最高ですよね。これはバンドの新たな代表曲になりうる名アンセムでしょう。

アルバム全体を通して聴いてみると前作『Bankrupt!』以上にシンセやキーボード、エレクトロ・サウンドの比重が増えてスウィートなダンス/ポップ色が強まった印象。とはいえテクノロジーを駆使しつつ生演奏のダイナミズムもしっかり活きています。イタリア語で「愛してる」という意味の表題が示す通り、ロマンチックでキラキラしていてファンキーで楽しい(バカみたいな感想で恐縮です( ̄▽ ̄;))

ロックやソウル、ダンス・ミュージックまで多様なバックグラウンドを持ちながらPhoenix流ポップにきっちり纏めあげるスマートな手捌きは見事の一言に尽きるし、やっぱりバランス感覚に長けたバンドなんですよね。 『Ti Amo』は甘さと心地良い刺激に酔えるスパークリングワインみたいなアルバム。今夏のサマソニでまた彼らのライヴが観れるのを楽しみにしてます☆


Phoenix "J-Boy"



Phoenix "Ti Amo"

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