NOWHERE BOY

Getting so much better all the time.

Best Albums Of 2015

florence.jpeg

2015年最後の記事は年末恒例の年間ベストアルバム。”今年の10枚”は以下の通り。
※ABC順に並べています。順位はありません。アーティスト名/アルバムタイトルをクリックすると各作品のレビューページに飛びます。


《My Best Albums Of 2015》
Alabama Shakes - 『Sound & Color』
Courtney Barnett - 『Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit』
Elle King - 『Love Stuff』
Florence And The Machine - 『How Big, How Blue, How Beautiful』
Gaz Coombes - 『Matador』
Lana Del Rey - 『Honeymoon』
Noel Gallagher's High Flying Birds - 『Chasing Yesterday』
Sleater-Kinney - 『No Cities To Love』
The Strypes - 『Little Victories』
Tame Impala - 『Currents』



今年1年を振り返ると女性アーティストをよく聴いた印象をなんとなく持ってたんですけど、実際にベスト・アルバムを選んでみたら10枚中6枚が女性アーティスト(女性がフロントに立つグループも含む)の作品になっちゃいました。 上記以外で惜しくも選から漏れたのもアデルだったりGrimesだったりBeach Houseだったり。そして今年観たライブでも特に記憶に残ったのはSt. VincentやチャーリーXCX。ベクトルはそれぞれ異なれど、2015年は女性の歌に支えられた1年といえるかもしれません。

英米のチャートで1位に輝き、グラストンベリーではヘッドライナーを務めるなど活躍ぶりが目立ったFlorence And The Machine。3作目にしてさらに高みへと上りつめ、力強い歌声に何度も力をもらいました。この傑作がいまだに日本盤が出ていないのは由々しき事態だと思います。 このままじゃ日本で観る機会が訪れないじゃないか!ヽ(TДT)ノ

アーシーで豊潤な味わいとコンテンポラリーなサウンド・プロダクションが絶妙なバランスで交わったAlabama Shakesの『Sound & Color』は現代におけるロックの理想像の一つといえるかもしれない。ラナ・デル・レイの最新作はデビュー当初からの持ち味であった耽美な歌世界がさらに深化。また10年ぶりのカムバックとなったSleater-kinneyは活動休止前よりパワーアップした印象さえ受ける渾身のロック・アルバムを届けてくれました。

そして2015年の最優秀新人に選んだのもやっぱり女性アーティストで、まずはコートニー・バーネット。飄々としていて飾らず、思うがままにギターをかき鳴らしながら歌う姿からはロックンロール愛を感じてやまない。前にも書いたけど、カート・コバーンが今生きていたら彼女の虜になっていたはず。
もう一人はエル・キング。本国アメリカでシングル"Ex's & Oh's"がヒットして頭角を現したLA出身のシンガー・ソングライターで、ブルージーなロック・サウンドをバックにハスキーヴォイスで歌う様がクール。


と、ここまで女性アーティストの作品が続きましたけど、勿論男子だって頑張ってましたよ。なかでも前作までのサイケ・ロック路線を突きぬけたフューチャリスティック・ポップを展開したTame Impalaの最新作には相当のめりこみました。ノエル兄貴のソロ2作目はメロディ・メイカーとしていよいよ円熟期に入った事がわかる傑作。同じくブリットポップ期からのサヴァイヴァーであるギャズ・クームスも持ち前の卓越したソングライティング能力と音の目利きの確かさで着実にソロのキャリアを歩んでいます。そして60sリバイバルの殻を破り、ロック・バンドとして大きく飛躍したThe Strypesは今後の期待もこめて選んでおきたい。


というわけでベスト・アルバムはこんな感じです。今年は例年になく10枚に絞るのに苦労しました。もう一つベスト10が作れるくらい同レベルで気に入った作品が多々ありましたから。でもやっぱり10枚という制限を設けた方が選びがいがあるんですよね。本当にどれも素晴らしい作品だと思います。

では最後は私的2015年ベスト・トラックで締め括りたいと思います。Stereophonicsの最新作『Keep The Village Alive』から"C'est La Vie"。「俺たちはどこにも属してない だから自由にしてくれ c'est la vie(それが人生)」と歌う抜けの良いロックンロール・チューンで、ライブで聴いたら盛り上がる事間違いなし。彼らの2016年の来日も期待してます。

それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えください。今年一年ありがとうございました。


Stereophonics "C'est La Vie"

Comment

andy says... ""
Jerry さん

魅力的な女性アーティストが多かった年なんですね。この中だとノエルとコートニーしか聴いていませんでした。参考にさせていただきます!

来年もたくさんの音楽映画話を楽しみにしています。良いお年を!(^o^)

andy
2015.12.30 13:03 | URL | #- [edit]
Jerry Sunborne says... "Re: タイトルなし"
andyさん

今年は新人も含めて女性アーティストが面白かった1年でした。ロックも女性上位の時代が来たという事なんでしょうか。


いつもこんな駄文を読んで頂いて恐縮です。来年もどうぞよろしくお願いいたします。それでは良いお年を(^_^)
2015.12.30 16:58 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://jerrysunborne.blog.fc2.com/tb.php/514-24cec49a