NOWHERE BOY

Getting so much better all the time.

Pixies 『Indie Cindy』


Indie CindyIndie Cindy
(2014/04/29)
Pixies

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NirvanaやRadiohead、Arcade Fireら後進のバンドに多大な影響を与えたUSオルタナティヴ・ロックのレジェンド、Pixies。2004年に再結成を果たしてフジロックやサマソニにもやって来た彼らですが、新作を出すとは思ってませんでした。再結成後のツアーの様子を追ったドキュメンタリー『ラウド・クァイエット・ラウド』を観てもメンバー間の関係が完全に修復されているようには見えなかったし(だってほとんど会話しないんだもの(笑))。
しかし昨年からEPを立て続けにリリースするなど活発に動き出し、2作目『Doolittle』以降の全てのアルバムを手掛けたギル・ノートンをプロデューサーに迎えて23年ぶりのニュー・アルバム『Indie Cindie』を先頃発表しました。
残念ながらキム・ディールはすでにバンドを脱退しており、その後釜として元Zwanのパズ・レンチャンティンが加入(その間にThe Muffsのキム・シャタックが在籍していた期間もありましたが)。ただしパズはレコーディングには参加しておらず、本作でベースを弾いているのは元The Fallのサイモン・アーチャー。
海外のメディアで結構手厳しい評価が下されていた事もあって事前の期待値は正直そんなに高くなかったんですが、なかなかどうして。良いですよ、これ。解散前のラスト・アルバム『Trompe le Monde』の流れを汲むへヴィで分厚いサウンドを聴かせる一方、メロウな曲では枯れた味わいが滲み出ています。特に何か新機軸を打ち出しているわけではないけど、かと言って過去の焼き直しという印象はありません。
楽曲の質は総じて高く、狂気と人懐っこさが共存するPixies独自の世界がこの2014年に力強く鳴らされている様子に安住しないベテランの意地を見た気がします。ピッ〇フォークが何て書こうが関係ない、普通にカッコいいロック・アルバム。


Pixies "Greens And Blues"



Pixies "Bagboy"

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